芸術劇場ワークショップ(8月10日)を開催しました!

8月10日(木),東京芸術劇場リハーサルルームにて,「高校生と顧問の先生方のための劇場ワークショップ」を行いました。
現地でのワークショップは4年ぶりの開催となります。「舞台」「照明」「音響」の3セクション別の開催でしたが,希望者によっては2つのセクションを受講した生徒もいました。
当日は,参加校22校,舞台57名、照明65名、音響46名(延べ168名,実数91名)の参加者を集めました。
東京芸術劇場のスタッフのみなさんの熱意溢れる講義内容に,顧問を含めて参加者全員大変楽しみながら,演劇表現の奥深さに触れることができました。東京芸術劇場のスタッフの方々には,準備含めてかなりの労力をご負担いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

「参加者の声」
<舞台>
・自分にはない発想に驚かされることが多く,まだまだだなと思いました。
・正解はないが伝えたいことは必要だということがよくわかりました。
・舞台上でやりたいことを取捨選択することが大事だと理解できた。
・いろいろな舞台の上での表現の仕方をたくさん学ぶことが できた。
・演出の仕方や衣装など驚かされること,ばかりでとても参考になりました。
・何を考えて台本を読めばいいのか分かった
・演劇ってこんなこともできるのか,と自分の中の「演出」に対する考えが広がったように感じています。
<照明>
・照明の使い方が自分の中ですごくハッキリしました。
・コンセントのワット数は,漏電の危険があるような大事なことなのに,全然知らなかった。
・DMXの基本がよくわかっていなかったので,教えていただき助かりました。
・初歩的なことから専門的なことまで幅広く学ぶことができてとても有意義な時間だった。
・照明の色を変えたりを照らす場所を変えたりするだけで舞台での場面や印象が変わってくるのがわかりやすかった。
・照明に正解はなく,舞台に関わる人たち全員で考え決めたものが1番であるというのが大切な考え方だと感じた。
<音響>
・音響に関する考え方がガラッと変わりました。私の効果音に対する考え方が間違っていたのだとこの講習で気づけました。
・BGMの使い方もちゃんと考えなきゃいけないとも思いました。
・効果音の作り方,とても参考になりました。音楽による効果があそこまであると思っていなかったため,とても驚きました。
・音響によって雰囲気を左右し,印象や空気,テンション等を操れる魔法のようなものだと分かりました。
・「音は作るもの」という講師の先生のお話にとても納得しました。
・音響の使い方によって,シーンの雰囲気を良くも悪くも一気に変えることができるということがよくわかりました。