城東地区では、6/17(土)、6/18(日)に新人デビューフェスティバルが行われました。
両日合わせて29校が作品を持ち寄り発表いたしました。
城東地区は単純に参加校が多いだけではなく、観客の反応の良さも魅力の一つであると考えています。お互いの作品をたたえ合い、受け入れる心の暖かさがあるからこそ、これだけの参加校が大いに自分たちの力を発揮できるのではないかと思っております。
また、これだけの校数があると、一日の上演を見るだけでも様々なタイプの劇を見ることが出来ます。どれ一つとして同じ劇はなく、どの高校も個性あふれた素晴らしい上演で、一日観劇するだけで満足感が相当のものになります。
部活内で起こった事件ですら作品に変えて出場してくるエネルギーの高さもこの地区の魅力であると考えております。結果発表の際に涙を流す生徒が現れるのもこのエネルギーがあるからでしょう。新人の生徒達も生き生きと舞台に立っていて、今後もきっとエネルギーに満ち溢れた地区になるだろうなと思いました。
二日間、本当に素晴らしい上演を観ることが出来ました。
1日目(会場:順天高校 参加校:15校 審査員:趣向主催 オノマリコさん)
◆最優秀賞…短編都大会推薦校
都立橘 『GINGER MAN~その生姜、凶暴につき~』
◆優秀賞(6校)
都立足立 『魔王様、助けてください!』
都立篠崎 『不思議な鏡と三つの想い』
都立葛飾総合 『違う、そうじゃない』
都立江北 『雨と夏の合間より』
順天 『霧の中の徒桜』
関東第一 『決断の時に奮い立つ者だけが明日を夢見る権利を持つ』
◆最優秀新人男優賞 都立葛飾総合
◆最優秀新人女優賞 都立墨田川
◆創作賞 都立足立東 『青春バカヤロー!!』
◆生徒審査賞
1位 都立橘 2位 都立江北 3位 順天
2日目(会場:開成高校 参加校:14校 審査員:高校演劇サミットプロデューサー 林成彦さん)(事前辞退校1校あり)
◆最優秀賞…短編都大会推薦校
都立小松川 『RE・RE・REスポーン』
◆優秀賞(6校)
開成 『予想だにしない20年後』
都立東 『コメダ・プラネット』
都立紅葉川 『だいじょうぶ、きょう』
都立上野 『演劇部はロミジュリなんて演じない』
都立科学技術 『強制小学生』
東京成徳大学 『迷子』
◆最優秀新人男優賞 都立紅葉川
◆最優秀新人女優賞 都立江戸川
◆創作賞 都立江東商業 『さよならばいばい片想い✕』
◆生徒審査賞
1位 東京成徳大学 2位 都立江東商業 3位 都立科学技術